一日中ドラクエ8
そろそろクリアしようと十数時間プレイし続けて、やっと終わりが見えてきた。
ここまでプレイした感想としては、面白いことは面白いけどドラクエっぽくない印象。ドラクエが他のRPGシリーズと異なるのは、街の人々に生活を感じられることだと思ってます。街の人との会話といえば、クリアするための情報を得るためというのがRPGに多いですが、ドラクエは純粋に会話を楽しめるところ、単なる情報提供ユニットではないところが良かったのですが、今作ではそれが薄れています。次に、ドラクエシリーズの主人公は今作も含めて自分の考えを喋ったりしません。これはプレイヤー=主人公という立場に拘っているためです。今回の主人公は滅んだ城の兵士という立場で冒険しているのですが、序盤は王様の命令で付き添っているのでイマイチ冒険の動機が弱くて物語に入り込めません。中盤以降、主人公と姫との関係等が明らかになりますが、こと冒険の動機にあたる部分はもったいぶる必要は無かったように思えます。また、シナリオも被害者が出ては追いかけて、また被害者が出るの繰り返しでプレイヤーに達成感を与えるところが無いまま、終盤になってしまいました。中盤で一度大団円として、そこから・・・とした方がスッキリするし、姫を生かすことも出来たように思えます。