隠しAPI
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04/20
- メディア: 新書
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ところがマイクロソフトはすべてのAPIを公開せず、こっそり一部の規約だけは隠していたとされる。そして自社の「ワード」や「エクセル」はこの隠し規約をうまく利用して作られ、この結果、他のメーカーが作ったソフトよりも高性能にすることが可能になり、優位に立つことができたといわれている。「ワードやエクセルは使いやすい」という評判へとつながり、市場を制覇することができたのだ。
まともに突っ込むのは野暮でしょうが、あまりにステレオタイプなので。(^^;
表計算ソフトやワードプロセッサを高性能にできる隠しAPIでしかできないことってなんでしょうか。Win32APIはアプリケーションから見るとかなり低レベルのレイヤーなので、せいぜい、一部の処理が高速に動作する程度でしょう。コマンドプロンプトで動作するツールのような単一目的で使うものなら、処理が速いというのは大きなウェイトを占めるでしょうが、大規模なアプリケーションではどんなものでしょうか? 他のメーカーが隠しAPIを使えずに諦めたり、性能で負けたExcelの機能は何でしょうか。純粋に興味があります。
私個人としてはWordよりも一太郎が使いやすいし、表計算はExcelがベストだと思います。Wordに関しては価格が大きいのではないでしょうか?当時、ワープロソフトといえば、7万円近くしましたが、Wordはキャンペーン価格とかで2万円台で出していましたし。