オフショア開発

会社の方針によりパッケージの一部をオフショア開発に出すことになり、ここ3ヶ月ばかりは現地のブリッジSEを呼んで教育したり開発経験をつませたりしてました。今月から本格的に開発が始まっていますが、予想よりパフォーマンスが出ていない状況だったり。(^^;

開発者の立場としてはパッケージ開発をオフショアに出すのは反対なんですよね。開発者の教育なんて大抵はOJTとされ、その割に開発者の教育を考えたバランスの良いアサイン何ぞされておらず、知識が偏ったりします。人材育成から考えると自社パッケージのメジャーバージョンアップは、設計から実装技術まで開発者が成長する滅多いないチャンスで、私なら何が何でも万難を排して参加したいと考えます。だから、この状況は金出してよその社員を教育してやっているとしか思えず、歯がゆく感じていたりも。

自分の部署の状況を見ていると開発を経験させてもらえずにSEとされてしまった人は、かなり苦労していて、プログラマにあれこれ聞きながら仕様を書いたりしています。全部が全部社内で開発しろとはいいませんが、既存プロジェクトのコピーみたいなのは外に出すとしても、チャレンジがあるものは社内でやりたいと思うんですよね。