続WCFでSeasar.NETを使う
Seasar.NETのインスタンス管理で問題が発生します。requestやsessionを指定した場合、Seasar.NETはASP.NETに依存しているためエラーになってしまいます。もちろん、WCF側でASP.NET用の移行ルートを持っているので対処はできるのですが、そうなるとWCFで使用できるBindingが限定されてしまいWCFを使う意味がなくなります。と、なるとSeasar.NETをいじることになるのですが、Seaar.NETのインスタンス管理はDeployerが行っているので、新しいDeployerを作ってやればよさそうです。とりあえず、TLSにコンポーネントを保持するTLSComponentDeployerを作ってやってRequestComponentDeployerを差し替えてやったら(他にもいじる個所はありますが)、動作しました。SessionはWCFのセッション管理を勉強する必要があるので保留します。(^^;
ただ、ここまでいじくり回すとオリジナルのSeasar.NETとはかなり違ったものになってしまうので、本家でWCF対応するまでWCFは使わないことにしました。まぁ、今使っているSeasar.NETも1.3.2の改造版(JScript.NETのimport対応やエラーdiconファイル読み込みエラー時にdiconファイル名も返すように修正)で、欲しい機能が実装されるまでバージョンが上げられなかったりするんですけどね。